恋あやめ (双葉文庫 わ 5-2 鶴亀屋繁盛記)

優希

行方不明探しを短編調で語っているのに無理があるように思いました。下手するとさらりと読み流してしまうので、この手の作品は長編でじっくり読みたいものです。面白いですけどね。

2023/06/05

へたれのけい

二巻目で展開や長さ、人物とかに慣れてきたかも

2019/04/27

カバン

人捜しを生業とする鶴亀屋の話。鶴亀屋の主である竹蔵の妻まつ恵と、竹蔵の仕事仲間の梅太郎の微妙な関係が気になります。

2014/03/13

はる

鶴亀屋に持ち込まれた人探し。医者見習いの若者に、大店の若旦那、まつ恵に昔使えていた髪結いの娘に、煮売の少年。淡々と綴られタイル割には、内容は結構重い。気になるのは、まつ恵の梅太郎への態度。なんか、ありそうで嫌だ。

2018/01/07

文句有蔵

ちょっと雲行きが怪しくなってきた。梅太郎の気持ちは一巻からダダ漏れしていたが、ここにきてまつ恵が娘にもそれと知られるほどに「色に出にけり」となっている。竹蔵を「人の心の襞の、綾がわからぬ」と位置づけてあるが、それで人探しなど出来ようはずもないから、今後の成り行きが気になる。……物語は相変わらず単調で読みごたえはない。のを自覚して、まつ恵を語ったのであれば巧い。お腹いっぱいになってきていたが、二人の行く末を見たい気にさせられた(笑)しかし「季蔵」もそうだが、この作家はこの「軽さ」が持ち味なのかな？

2015/05/18