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更衣ノ鷹(下) ─ 居眠り磐音江戸双紙 32 (双葉文庫)

更衣ノ鷹(下) ─ 居眠り磐音江戸双紙 32 (双葉文庫)

更衣ノ鷹(下) ─ 居眠り磐音江戸双紙 32 (双葉文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
双葉社
発売日
2010-01-07
ISBN
9784575664232
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更衣ノ鷹(下) ─ 居眠り磐音江戸双紙 32 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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ガクガク

32巻は本シリーズの大きな山場。関前藩のお家騒動から脱藩して、長屋の浪人暮らしを経て江戸随一の道場主へと、変則的ながらそれなりの「出世」をし、数多の難敵を倒しこれまで無敵の磐根だったのだが、「剣の道」ではどうにもならぬ運命に翻弄される。最後のクライマックスはまさに急展開で、「振り出しに戻る」感の結末が待っている。世の常だが、個人の力ではどうにもならない力にねじ伏せられて、悄然と立ち尽くす磐根・・・。ラストは絶望の中に一縷の希望も見えるのだが、この先どうなるのだろうと読者をやきもきさせ、かつ期待も抱かせる。

2014/07/19

はつばあば

なぜだかこの32巻の映像が浮かぶんですね。以前この巻の部分観たことがあるのでしょうか。欲をなす政治家に天誅を!って言いたいけれど、若くて次期将軍などと言われ育てられると、脇が甘いし周りの者は振り回され・・大先生とおえいさんは家基の追い腹切ったようなものじゃない。おこんさん、一足遅かった、ほんの少し前に孫報告できていたなら・・と。はぁ・・これから反田沼派の先行きを思い遣る。だってまだまだ田沼は権力を維持するんですもの。磐音とおこんさんにも茨の道が覆うだろう。そうなんです人生なんて一歩先は闇ですもん。

2022/03/14

あっくん

シリーズ第32弾。家基の暗殺は史実通りなのだが、玲圓夫妻がまさかの・・・。今後、どうなるのか。

2017/12/06

文庫フリーク@灯れ松明の火

家族で読んでます。来るべき時が来た感じ。史実は曲げられない。待望のおこん懐妊・小田平介が道場留守番で残っているのが救い?佐々木玲圓夫妻に合掌!

2010/01/10

TakaUP48

共に町湯に浸かっていた金兵衛均から「純真無垢な心根で剣術ばかりでは敵は倒せぬ。泥水のついた話も耳にせよ」の言葉に、磐音は衝撃を受ける。養父・玲圓から裏菩提寺の存在を知らされる。家基は新井宿付近での鷹狩りへ行くが、鷹狩りの帰り体調を崩し、薬を処方されるもその効果なく安永8年2月に死去。早速、幕府より佐々木家へ上知令が下る。道場閉鎖・即日転居。磐音・おこんらは今津屋に世話になることとなり、道場に帰る際、盲目剣客・丸目と孫娘との決着を。母屋に足を運んだ磐音が目にしたのは、養父養父母とも変わり果てた姿…絶句!

2019/07/16

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