花斬りー火盗改香坂主悦(3) (双葉文庫)
花斬りー火盗改香坂主悦(3) (双葉文庫) / 感想・レビュー
文句有蔵
跡継ぎがボンクラだったりと、ますます鬼平もどきとなっているが、よかった。この巻から「平仄」が目立つようになっているのは、この時期に覚えた言葉を嬉しがって使っている、ということか(笑)叔父の主膳の筆跡が、流麗過ぎて読めぬとはどういうわけだ?「蒙御免達筆」と注進箱に貼り紙しなければ、役目の大事も細君にまず目を通してもらってから、になってしまうということになるが、いいのか、それで(^-^;)「梅若さまは役宅で腰をさすっておられるだけなのに、火盗改方の太い柱」という評価はいいなあ。源乃丞への皆の心遣いもよかった。
2015/01/16
あかんべ
年相応、役職相応でない香坂。若い。行動的。しかしそれがちょっと不自然。事件解決もこうなったらいいな~と思った通りに解決すると、あれ?甘いんじゃないの?と思ってしまうのは、贅沢な感想。たぶんこの巻で終わるんだろう。
2012/06/11
ちゅるふ
次巻あたりで退役の目が出てきた主人公、抱える諸問題をどうにかできるのか楽しみです。
2010/09/18
ササ
作戦を立て敵を騙して成敗する手法が何だか楽しい。これまで出てこなかった火盗改といえばの責め苦が出てきて少し新鮮な気持ち。とりあえずこれにていったんシリーズは終わっているようだ。
2022/08/01
感想・レビューをもっと見る