KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37 (双葉文庫)

一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37 (双葉文庫)

一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37 (双葉文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
双葉社
発売日
2011-07-14
ISBN
9784575665086
amazonで購入する

一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37 (双葉文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ガクガク

高野山の隠れ里・姥捨の郷を舞台に、磐音ら&雑賀衆VS雹田平唐人集団の大規模かつ壮絶な闘いをクライマックスに、それまでの約1年間の物語。もはや姥捨の郷に潜むことはできず、江戸に帰ることを決意すると共に、そのためには雹ら刺客集団の包囲網を突破・殲滅して、タイトル通り田沼意次派に一矢を報いる話だ。TVドラマだと本編は間違いなく2時間スペシャルになるほど、両者の駆け引きや攻防がせめぎ合うスペクタクルな展開だ。峻険な剣が峰や滝を利用した戦いなど手に汗握る面白さ。おすなと雹が倒された時には思わず拍手喝采してしまった。

2014/10/21

文庫フリーク@灯れ松明の火

題名にたがわず《一矢報いる》の巻。槍折れ平助まで一行に加わり、次の展開はどうなる?どうする?磐音一行での諸国漫遊は極力少なめにして、待ち人多い江戸へと戻って来て欲しいです。

2011/07/17

藤枝梅安

「秋」は「とき」と読む。いよいよ決戦の秋が近づくのだろう。高野山の隠れ里・姥捨に迎えられた磐音たちは、じっと時期を待ち、情報を入手して、田沼一派との決戦を迎える。佐野政言が自分の家の系図を田沼に利用されたことに怒り、行動を起こそうとするが、磐音らは、これを察知し短慮を戒め、田沼の雇った刺客たちを姥捨にて迎え撃つ作戦を練る。磐音はこれを機に江戸に戻る決心をする。次巻では佐野政言が行動を起こすことになるのであろう。磐音の江戸入りはその後になるのだろうか。それとも、この小説では磐音が佐野の後ろで糸を引くのか。

2011/08/30

ドナルド@灯れ松明の火

いよいよ雹田平との対決。姥捨の郷の平穏は守られるのか。ページを繰る手が止まらない。いつものことだが磐音シリーズは一気読みとなってしまう。読了して「ふーっ」と息を吐いた。次は念願の江戸へ戻るんだろうな。

2011/10/22

はつばあば

年を経ると理詰めの内容よりワクワクドキドキさせてくれる本がいい。その点この本は年寄のお供であり御友とも言える。矢場のおすな、雹の一味は討ち取られたり!。江都へ帰れる日はもうすぐ・・。ですがまだ37巻目。51巻までまだまだ苦難の日は続くのでしょうね。意次さんの運はまだまだ切れんやろねぇ。磐音さん、あと何年辛抱すればいいのか。私はあと13冊(;´∀`)。姥捨の郷、桃源郷かもしれぬ

2022/03/16

感想・レビューをもっと見る