賤ヶ嶽 (双葉文庫)
賤ヶ嶽 (双葉文庫) / 感想・レビュー
ポチ
読み応えのある一冊でした。賤ケ岳の合戦に至るまでの秀吉を中心とする織田家の武将達の生き残る為の息詰まる駆け引き。ほんのちょっとした分岐点での判断が明暗を分ける。権謀術数に長け、機を見るに敏で運も味方にした秀吉がやはり順当だったのだろうか⁈
2017/10/22
てつ
これまで、多くの歴史小説で、サクッと描かれてきた賤ヶ岳の合戦を巡る群像劇。秀吉の悪人ぶりが見事。面白かった。
2019/10/27
巨峰
読み応えがあった。本能寺から山崎の合戦を経て賤ヶ岳へ。月日にしては短い期間で羽柴秀吉と柴田勝家はどうしても戦わなければいけない運命にあった。先行作が多数あり、手垢のつきまくったこの時代の話を新鮮に描くにはこれだけの分量が必要なのだろう。司馬遼太郎の関ヶ原や城塞に近い。本格な歴史小説の新たな扉をあけるかもしれない力作です。
2015/03/31
かいと
備中高松城くらいのところから始まってたから良かった。いろんな武将のことが書かれていて詳しくしれてよかった。
2017/12/23
只三郎
本能寺の変~賤ヶ嶽の戦いまでを描いた本作。 まるで政治の世界を見ているようであった。 いつの時代になっても、昔も今も政治の世界で行われていることは同じだ。 勢いのある方になびき、勢いがなくなると手のひらを返す。今後も、同じことが繰り返されるのだろうな。
2017/10/20
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