恨み残さじ-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫)
恨み残さじ-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
空也の3冊目(話としては2つ目ですが)が出されて楽しみました。この主人公は本当に強いし人間的にも欠点のない理想像を佐伯さんは作り上げているようです。今回は主に現在の熊本が中心となっている話で(時たま空也の鹿児島時代の知り合いの話で江戸のことも出てきます)、七人の侍のような場面も出ます。また鹿児島のお姫様が主人公を追いかけてきて会ったりする場面のありサービス満点です。
2017/09/29
とし
空也十番勝負青春篇「恨み残さじ」2巻。とにかく一気読み , 空也さん沢山悩み考え一歩一歩前進成長ですね、磐音さん増々貫禄ですね次巻も楽しみです。
2017/10/07
はつばあば
恨み残さじ・・たって、自分は平凡に生きているつもりでもどこかで恨みつらみを買ってるものです。ましてや命を懸けた争い(^^;。薩摩を出て再度人吉城下の丸目道場にやっかいになるもやっぱり山がよいようで。ついでに五箇荘で山賊退治、これも武者修行のうち。二番バッターは一番バッターの3男。空也さん、眉月さんと会う前にはいつも怪我を負うのか?。ちょっとこの恋考えものだぞ(^^;
2022/03/23
tengen
薩摩を抜けた空也は人吉のタイ捨流丸目道場の門を再び叩いた。道場を起点に大小と道中嚢を預けていた浄心寺家を訪れたり、人里離れた五箇荘へ山修業の研鑽を積む。 そして尋常な勝負であったはずの東郷示現流の一派が肥後へ刺客を放ったことを知る。薩摩の渋谷から争いは新たな恨みを残すと示唆された空也は争いを避け人吉を離れる決意をする。居場所を知った眉月は空也の後を追う。 だが八代では空也が倒した酒匂兵衛入道の三男参兵衛が待ち受けていた。 ☆彡合間に江戸の坂崎磐音一家の話も交えながらの空也篇2弾。 しかし、文字がデカい。
2017/09/28
ベルるるる
実は、先月末に熊本県人吉市に一泊二日で行ってきたばかり。人吉城、青井阿蘇神社、球磨川下り、そして薩摩と相良家の長年の争いも人吉城歴史館で見たり聞いたりした。読みながら全てが目の前に見えた気がした。私的には有難かったけど、本の内容があんまり観光案内的になるのも、ちょっと気にかかるような・・・・
2017/12/15
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