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関ヶ原 (双葉文庫)

関ヶ原 (双葉文庫)

関ヶ原 (双葉文庫)

作家
岡田秀文
出版社
双葉社
発売日
2018-10-10
ISBN
9784575669091
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関ヶ原 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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金吾

全体的にあっさりしているように感じますが、北政所、三成、家康、秀秋、正則、輝元等の思惑についてある程度妥当性が感じる視点があり面白かったです。まあこの話の北政所は結果的に何も出来なかったように感じました。

2021/09/07

スプリント

秀吉の正室寧々の視点で秀吉の死から関ヶ原の合戦終結までを追った時代小説です。世間一般で言われるほど家康の圧勝ではなかったことや三成の人間的には未熟だが人を引きつける魅力も持っていた点が読みどころかと。

2018/12/31

Ryuji

★★★★☆三成・家康それぞれの側面から「関ケ原」を描き、その中に秀吉の正室・寧々の視点を織り交ぜて書かれた小説です。なかなか読み応えがあり面白い小説でした。家康がなかなか小山評定後、なかなか江戸を動かなかった理由や秀忠が関ケ原に参陣出来なかった理由など分かり易い。小早川秀秋が家臣に翻弄され苦悩する姿は、当時の年齢からして本当はこうだったのだろうと思わせる。関ケ原後、三成が三条河原に晒された時の三成の娘・辰と寧々の描写は泣ける。

2019/03/21

micari

98.関ヶ原入門にはちょうどいい内容とボリュームだと思う。他の関ヶ原作品を読んだことがある人は、アッサリしすぎていて物足りないかな。もっと人間関係のドロドロしたところとかを期待していたんだけど…。淡々と始まり、淡々と終わりました。石田三成も好きだけど、裏切り者の小早川秀秋も好きなので、そのあたりをフィーチャーしているのが良かったかな。あと、大谷刑部を美化しすぎていないところも良かった。関ヶ原の結果がどうあれ、時代の流れは家康を求めていたと思います。でも西軍に勝ってほしかった!

2020/12/12

amebook

戦国時代に疲れ、時代が律儀者で知られる家康に傾いていく中で、豊臣家への忠義を果たそうと奮闘する三成が哀れ。 もう少し三成に人望があれば、歴史は、変わったかもという気もするが、関ヶ原の結果に関わらず、最後は家康の天下だったのかな。

2020/01/23

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