都市の穴 (双葉文庫 き 11-1)
都市の穴 (双葉文庫 き 11-1) / 感想・レビュー
夢追人009
「都市の穴」はやっぱり著者がタイガーマスクの「虎の穴」を意識されたのでしょうねえ。私は理屈っぽい話よりも単純なブラックジョークが大好きですね。東欧の街に暮らす貧しい一家に裕福な親類からブリキの缶に入った白い粉末が送られて来て新しいインスタント食品と思った家族は喜んで食べて飢え死にしそうな危機を救われた。数週間後に物資と共に届いた手紙には「少し前に送った祖母の遺骨は土に埋めてやってくれ」と書いてあった。雪山登山で吹雪に遭い寝そうになった隊員を皆で懸命に起こそうと努めたが翌朝彼は亡くなり死因は全身打撲だった。
2020/06/27
ゆっき~
殆ど知ってる話だけど、最後の木原さんが集めた話が面白かった。
2015/06/29
みーすけ
ベーシックな都市伝説を集めた一冊。食品系の話を食前に読んでしまい後悔。
2013/07/28
読み人知らず
都市伝説を集めた本。木原さんの本だけに、安心して読みました。おもしろかったですよ
2008/05/03
結城あすか
最後に出てきたUFO話。いわゆる噂話の語り口とはいえ、中途半端で確定要素の無い話を聞かされて「確信したでしょ」と言われて頷くような単純な読者はいるのかにょ?
2004/05/27
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