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本棚探偵の生還 (双葉文庫)

本棚探偵の生還 (双葉文庫)

本棚探偵の生還 (双葉文庫)

作家
喜国雅彦
出版社
双葉社
発売日
2014-09-11
ISBN
9784575714197
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本棚探偵の生還 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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Tetchy

喜国雅彦氏の古本に纏わる実にマニアックなエッセイも3冊目だが古本に対する探究心と迸るマニア魂は衰えを見せない。印象的だったのは雑誌『幻影城』の伝説の編集長島崎博氏との邂逅の話だ。今なおミステリを愛してやまず、台湾で日本のミステリの出版に尽力していながら、古書収集も止めない、生粋の読書家。しかし喜国氏の古書収集ライフも晩年期を迎えているようだ。流石に普通の生活と古書収集はやはり両立しないようだ。既に刊行された最終巻でどんな終焉を迎えるのか。一漫画家が紡いだ一古書マニアの古書に纏わる最後の挨拶に期待しよう。

2015/10/31

わか

「冒険」「回想」ときて今回の「生還」。本屋さんをふらふらしていて見つけました。このシリーズ大好き。読書エッセイってなんでこんなに面白いんだろうー。マラソンしながら古本を買う、マラ本マン。マラソンかーすごいなあ。お風呂で読めるフロンティア文庫、さっそく欲しくなって検索しましたが、売り切ればっかりでした・・。一番興味深かったのは日下さんのお宅訪問。どんだけ本があるんですかー!見に行きたい、片付け手伝いたい。でも自分はああゆう風にはなりたくないかも・・本棚整理しようと思いました。

2015/11/08

へくとぱすかる

あっという間に読了。こんなに楽しい読書・探書エッセイは他にないのでは! 家中が本だらけな引っ越しもあれば、マラソンしながら本を買う(笑)チャレンジ、海外で本を探す話、そして何より本を読むための日帰りコスプレ(爆)の旅が最高におもしろかった。いくらミステリでも、英語の原書を読む力はまるでないけれど、「あの原作か!」と叫べるような本なら、やっぱり欲しくなるなぁ。本物の魅力には勝てないのでは。。。ところで、999のメーテルのコスプレ衣装が。なるほどそうですか。ためになります(大笑いが止まらない)

2014/09/17

ユズル

本棚探偵3冊目。今回いろんな旅に行っていて(そして傍らに必ず本)アクティブだなあ。マラソンしながら古書を買うとか、本を読むためだけに列車の旅とか。家一軒本で埋め尽くされた方のお宅訪問とか(((^^;)私の読書好きなど、まだまだまだまだだ! そして私、過去の本棚探偵記録してない一大事に気づいたので、近々、積ん読本後回しに、前の2冊も再読して登録します。本好きな人は読まなきゃダメよ。最初は『本棚探偵の冒険』からね。これであなたの読書好き度が測れますからね。

2014/11/27

かわうそ

「読む」以外の本の楽しみ方としてまずは「集める」ことだと思うけど、集めるだけでは飽き足らない著者がそれを超えたさまざまな本の楽しみ方を実演していて読んでいるだけで楽しくなってくる。古本屋をマラソンで巡るのは無理でも、電車読書ぐらいならやってみたい。

2014/10/16

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