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うさぎとマツコの往復書簡 全身ジレンマ (双葉文庫)

うさぎとマツコの往復書簡 全身ジレンマ (双葉文庫)

うさぎとマツコの往復書簡 全身ジレンマ (双葉文庫)

作家
中村うさぎ
マツコ・デラックス
出版社
双葉社
発売日
2014-09-11
ISBN
9784575714203
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うさぎとマツコの往復書簡 全身ジレンマ (双葉文庫) / 感想・レビュー

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rakim

異端の人と異形の人、うさぎさんもマツコさんもお話になっている、お書きになっていること・ものがそれぞれ面白くて好きなので「往復書簡」は是非読みたいと購入。誰でも「普通」って何?と疑問に思ったことがあると思う。「普通」の中に逃げ込んでいるととりあえず安心ってところがあると思う。お二人の同調している部分と調和していない部分、それをぶつけながらも見えてくるものは〝異〟だからこそ凝視できるのかもしれない。このお二人に対してはちょっと野次馬気分がありながらも注目したいと思っています。

2016/09/14

やまねっと

なんか世の中に関する愚痴を書簡にした体で読まされた感じがある。が、しかしそれが激烈に面白かった。 マツコは女だと思った。うさぎは相変わらずおっさんだなと思った。 満たされない中でこの人たちは一生満たされないのだなと同情心さえ生まれてきた。 10年以上前の本だけど、二人の思考回路がよくわかる非常に優れた本だと言える。

2022/01/12

Mariko

「普通の人生」か「普通じゃない人生」の差はどこで決まるんだろう。どちらにしても人間が求めているものは共通していて、手にいれてる人といない人の差は何だろう。まさかこの本で自分の人生振りかえるとは。泣いちゃったよ、すごくて。

2014/10/25

美麗

何か気楽に読めるものを、と思って買ったのに予想に反して哲学的かつ真摯かつ切実な内容で胃がキリキリしてしまった。どうしても中村うさぎに自分を重ねて見てしまって(反面教師的な生き方とか過剰な自意識とか歪な愛し方とか)重く、身につまされる。辛くて痛い。30代以上の独身女性は読むと落ちる危険性があるので要注意。もっとライトでポップなのを期待してたのにー!泣

2014/10/06

百花

私的には注目すべきお二人の、厳しすぎるほどの自己診断。往復書簡という形で自らを省み、または相手を読み解こうと試行。ほとんど自虐の世界を呈しながらも、それは痛々しさをもって私に迫ってくる。中村うさぎ氏は以前から著書を読ませていただいているが、マツコさんの文字になった言葉は初読みだ。お二人の関係性も知らなかった。けれど、親しく感じるのは何故か。この二人、目が離せない。

2019/07/19

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