高口里純自選名作集 1 (双葉文庫 た 11-1 名作シリーズ)
高口里純自選名作集 1 (双葉文庫 た 11-1 名作シリーズ) / 感想・レビュー
更紗蝦
登場する女性キャラクターが一人残らず「将来への不安」も「世の中への不満」も持っていないというところが、いかにもバブル時代に描かれたレディコミという感じです。とはいえ、絵柄は全く時代を感じさせないので、高口里純の画風の魅力の「時代を越えた普遍性」を堪能できます。
2015/06/03
みのにゃー
処分前の再読。大人の女性向けに描かれた恋愛物の短編集。学校を出て働き、そこそこ恋愛を楽しみ、寿退社、という流れが一般的だった。そんな頃の話。『かすれた線路』はその中で異色。駆け落ちの約束をすっぽかした男を待つ女。待つ女から変わっていく様。
2019/02/01
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