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銀青色の伝説 (双葉文庫 な 18-2 名作シリーズ)

銀青色の伝説 (双葉文庫 な 18-2 名作シリーズ)

銀青色の伝説 (双葉文庫 な 18-2 名作シリーズ)

作家
中山星香
出版社
双葉社
発売日
1998-04-01
ISBN
9784575721003
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銀青色の伝説 (双葉文庫 な 18-2 名作シリーズ) / 感想・レビュー

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更紗蝦

『ニーベルングの指環』(もしくは北欧神話)からの影響が感じられる異世界ファンタジーものですが、ドラゴンは登場せず、その代わりに巨大な哺乳類・鳥類・爬虫類が「乗り物」や「敵」として登場します。ガラス細工を思わせるような繊細な画風といい、「種族の生き残りをかけた大移動」をテーマの一つにしているところといい、佐藤史生の『夢見る惑星』を思い起こさせます。巻末の解説は和田慎二です。

2015/01/01

ty.

中山星香さんの作品で妖精国、月魂と並んでBest3に入るお話(エイリエルとエアリアンの詩も捨て難いがな!)。魂鷲掴みされた。ところで皆様、リン皇女のフルネーム言えますか?

でんか

静謐で、うつくしいものがたりです。ファンタジーの奥深さと、無情さを教えてくれた作品。リン皇女は、ああなるしかなかったんでしょうね・・・たぶん。

2017/09/14

Kyo's

中山星香は子供の頃夢中になって読みました。独特の透き通るような世界観が大好きで、この話は一番と言って良いくらい好きでした。この作者の話って全体的に暗い雰囲気の話が多いと思うのですが、この話はその雰囲気が悲劇として昇華され、ちょうど良いエッセンスになっていたと思います。悲しいけれど、こういう終わりじゃなかったら、こんなに心に残ってなかったと思うので。

2016/02/12

コーヒー豆

この話が好きでよく読んでいた。文庫版で再購入。とりあえず字が小さくて読み辛かった……。静謐な美しいイメージはそのまま。作者自身の喪失の痛みを昇華した作品だから、こういう色彩の物語なのだと制作秘話を読んで納得。 似てると思ってたけどエスターってリンから派生したキャラだったのねん。アイオンが優しいほど自分の中の弱さを自覚するというリンの気持ちは今のほうが理解できる。描き下ろしの外伝はベッドシーンがあまり……。

2013/03/24

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