GO HOME (双葉文庫 ひ 7-1 名作シリーズ)
GO HOME (双葉文庫 ひ 7-1 名作シリーズ) / 感想・レビュー
猫丸
気密構造の家屋は断熱効率を追求した結果。一家族は物理的に密閉された空間に閉じ込められている。個人情報保護の観点から、学校ですら各家庭の情報を自在に得ることは不可能。家庭訪問など絶滅している。核家族は精神的にも閉じてしまった。ゆえに未成熟な子供たちが育つ環境は、ほぼ全面的に両親の人となりに依存してしまう。環界からの入力にノイズがないまま幼年期を終えた時、パーソナリティ形成にいかなる影響が出るのか、非常に恐ろしいことだ。劣悪な環境で育つ子供は無用なスティグマを刻印されてしまう。これほどの不条理は無い。
2019/01/30
T
【Kindle Unlimited】
2016/11/19
ぴよ(toyoneko)
現時点での日野日出志の最新作なのかな?「家」をテーマにした連作短編集。絵は少しポップになっている(藤子Aを彷彿とさせる)。話は・・・オチがあるんだかないんだか中途半端な話が多く、少しがっかり
2016/10/04
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