銀と金 3 (双葉文庫 ふ 15-3 名作シリーズ)
銀と金 3 (双葉文庫 ふ 15-3 名作シリーズ) / 感想・レビュー
流言
ギャンブル漫画は数あれど、この作品が魅力的なのはルールがない、という点だ。自分で舞台を整えて自分で獲物を誘い込み自分で勝利を勝ち取るという人生レベルでの戦いがここにある。画商・中条の鑑識眼に勝負を挑む『金の橋』も、信用金庫を抱き込んで戦う御曹司・西条との『青天井ポーカー』も、形の上ではルールに則ったゲームによる勝負だが、その実、お互いが禁じ手を打ち合って人脈を駆使し犯罪もいとわない人生をゴリゴリと削り合うような、暗くて熱い戦いが描かれている。銀さんと袂を分かった森田がどこに答えを見いだすのか楽しみである。
2014/09/25
yk
森田ついにタネ銭を得る。そこへいきなり大勝負!こっちが汗かくわー。
2018/10/18
ぽけっとふくろう
他人を信じられない人間は とどのつまり自分も信じられない。 信じることができない。
2020/01/03
古槍新垢
別に他の作品がそうじゃないというわけではないけれど、真っ当に面白いよなあ。福本バトルはシンプルであればあるほど複雑になるのが最高。
2011/11/17
踊れない人
積読本。 画商つぶした。 今度は、金持ちのボンボンつぶしです。 西条に浴びせた言葉の意味はどういう事!? もう一勝負してくれって事だったんだろうか? でも、その後、来ないと言ってた警察が乗り込んできたようだし、引き際大事☆彡ってことだろうか?
2017/09/17
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