2001夜物語 1 新装版 (双葉文庫 ほ 3-4 名作シリーズ)
2001夜物語 1 新装版 (双葉文庫 ほ 3-4 名作シリーズ) / 感想・レビュー
ヒデキ
kindleで再読しています。 最初にこのシリーズを読んだ時は、壮大ばストーリーと緻密な絵に圧倒されました。
2024/02/17
Vakira
題名2001の通り、初っ端から2001年の人類の夜明けの場面。3夜目は月面。これも場面はもろ2001年の月面。4夜目はボーマン宇宙飛行士登場。5夜目はスターチャイルド。6夜目はボーマン船長のスタートラベル。7夜目HAL登場。ストーリーは全く異なりますが、2001の場面を使った別のSFストーリー。でも2001年の場面が見れて嬉しい。ラストは壮大な宇宙と失楽園の融合。神父だって科学者になります。もっと2001年に浸りたいので続刊も読みます。
2017/11/28
白玉あずき
夢見るSF少女だった過去の自分が懐かしくなって、また手に取った一冊。米ソ冷戦時代の枠組みがそのまま残った世界観だが、何度読んでも「美しい」。未来が明るくて、人類の英知と進歩に対して無批判な信仰を持っていた若い頃の自分に重なるためか?アトム世代の私の感慨に、エヴァ世代の若い人はどう感じるのかなと思いながら読了。敵味方、白黒はっきりしていた単純な過去(自分の頭も単純だった)、不安定で足元ぐずぐずの現在、進化的歴史観はもう持てそうにない。HAL登場。懐かしのリヒャルト・シュトラウスでも聞くかな。
2017/04/15
かっぱ
宇宙の深みを感じる短編集。未来の人類は科学は進んでいても、きっと、精神的には然程進歩が無いだろうことには共感できる。それは過去の歴史が証明している。
2012/08/05
chu
SF初心者の私には少し難しかったが、名作。最初は全く別々の話かと思ったが、読み進めていくうちに人類が地球から宇宙へ探索を進めていく壮大な叙事詩であることがわかった。主人公も時代もどんどん移り変わっていき、宇宙の新たな姿が見えていく。個人的には「悪魔の星」がおもしろかった。「失楽園」を引用しながら宗教と科学の対立が描かれていて、閉ざされた船内で繰り広げられるサスペンスには昔読んだ「11人いる!」を思い出しました。
2010/01/31
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