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じゃりン子チエ 8 (アクションコミックス)

じゃりン子チエ 8 (アクションコミックス)

じゃりン子チエ 8 (アクションコミックス)

作家
はるき悦巳
出版社
双葉社
発売日
1981-02-01
ISBN
9784575812077
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じゃりン子チエ 8 (アクションコミックス) / 感想・レビュー

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海猫

ボクシングジムと、ヒラメちゃんの絵画コンクールの話がメインの巻。地獄組のボスが堅気になって、ボクシングジムを開いたのにまたもやテツに好き放題されて可哀想。テツがボクシングの才能あるのに、腹巻きしてないと腹を壊すのがもったいない。まあ腹巻きを克服しても人間的にボクサーになるのは難しそうではあるけれど。絵画の方はヒラメちゃん気を使って絵を描き直ししてるのに、相変わらずテツにはデリカシーってもんがないね。でもそのおかげで金賞とったんだろうし、まあ結果オーライってもんじゃないの。

2020/02/28

saga

【再読】地獄組のボスがボクシングジムを開いたことから、テツの栄光と挫折が始まる。元プロボクサーをKOしてしまうテツの素質。しかし、ヒラメの絵のモデルになって、腹巻を外して長時間じっとしていたことから酷い目にあってしまうテツ(笑)。本当に惜しいことをしたんだと思う。世界チャンプになるのも夢ではなかったかも……。まあ、この物語はヒラメの絵が絵画コンクールで金賞を受けるという別の大団円を迎えるのだ。それから「雷蔵の手紙」が意味するドタバタの種が蒔かれた。

2021/06/05

佐々陽太朗(K.Tsubota)

今巻はヒラメちゃんの才能とテツの才能(?)のお話。ヒラメちゃんは画の才能もさることながら、人への細やかな気遣いができる良い子だ。一方、テツの唯一の取り柄はケンカに強いところ。それは本人も十分自覚しているところだ。ボクシング・ジムを始めたレイモンド飛田はテツのケンカの才能を活かそうと企む。しかし、テツにはそれを活かして金持ちになろうなどという小賢しさがないのだ。大物である。人はそれを阿呆と呼ぶのかもしれないが。話を市川雷蔵の手紙のエピソードに変えよう。テツとヨシ江はんの恋がこれほどピュアで美しかったとは。

2013/02/26

Ayumi Katayama

『テツとお母はんは一時間くらいそこに居った。なんの話をしてたのか聞こえへんかったけど、時々見えるお母はんの顔はいつも笑うてた。』 夫婦のことは夫婦にしかわからんということか。それにしても………。『どついて、うんゆわしまひょか』 おバァはん、コワイわ(~_~;)

2020/03/07

kokada_jnet

ヒラメちゃんが描いたテツの絵が表彰される巻。表彰式の司会進行をしている人の風貌が独特すぎると思っていたが。おそらく、この頃に作者と対談をしていた児童文学者の灰谷健次郎がモデル(対談は灰谷著『オオカミがジャガイモ食べて』(小学館)に収録)。

2017/04/10

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