銀と金 3 (アクションコミックスピザッツ)
銀と金 3 (アクションコミックスピザッツ) / 感想・レビュー
流言
福本伸行の描く犯罪の香りのするコミックは数多い。その中でもこの『銀と金』シリーズが特徴的なのは、仕立てを1から取り組むことにあるだろう。出来合いのギャンブル・ゲームに挑むのではなく、ほとんど文無しの状態からターゲットの選定、いかにして相手に勝負に乗らせるか、それにはどんな餌が必要なのか、必要な手札をどうやって揃えたらいいのか……ただのギャンブルコミックならオミットできそうなそうしたパートをいちいち積み重ねていかねばならない。だが、だからこそ工夫の余地があり、頭を捻らなければならない。これぞ裏の戦いである。
2016/08/17
S 2
殺人鬼との対決などすごくはらはらするのに、銀さんによるお姫様だっこで色々全てがふっとんでいってしまった…森田と一緒の大部屋病室とかやばい人しかこないですねぇ…
2019/06/29
モルテン
そうきたかー。このマンガがどうやって進んでいくのか、ようやく分かってきた。空手から巨額の金を得ていくために、何をどうすればいいのか、その糸口をつかむ巻。しかし、福本作品は、年若の男が、経験のある凄腕の年輩の男の導きで成長していく、という展開がよく見えるな。好き。
2017/10/07
山田太郎
裏の裏をかいていくという感じでおもしろい
2010/09/23
読み人知らず
1cm100万。この作者っぽいね
2016/08/07
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