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永遠の0(4) (アクションコミックス)

永遠の0(4) (アクションコミックス)

永遠の0(4) (アクションコミックス)

作家
百田尚樹
須本壮一
出版社
双葉社
発売日
2011-11-28
ISBN
9784575839944
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永遠の0(4) (アクションコミックス) / 感想・レビュー

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mitei

いよいよ真相に近づいてきた。高山の自分は安全な所で喋っている態度は原作同様気にくわないが、まあそんな人もいるんだなと思った。しかし武田さんの話には凄みを感じた。

2014/08/21

3巻までは、緊迫感のある戦闘シーンや各人物達の心情を想って胸が痛んだりしたものの、この4巻は泣きっぱなし。泣き処だらけの展開に、しばし休憩入れたほど。同じ特攻隊員だった井崎氏の証言と昭和45年に知った事実、そこから見える宮部氏の哲学と信念。さらに、元海軍中尉の武田氏の言葉の数々には僕が祖父から聞いていた話とようやくすべて一致して深く納得できたし、共感もし、胸がすく想いがしてまたまた号泣。しかし宮部氏の事実はまだまだもっと深いものがありそうで、読みながら息が時々止まっているのを感じた。ここから一気に5巻へ。

2013/08/17

HIRO1970

☆★☆どんどん引き込まれています。

2014/01/20

さらば火野正平・寺

前巻よりの続きである、宮部の元部下・井崎が余力を振り絞って思い出を語る。三度目に命を救われた思い出。あくまでも死ぬ事を否定した宮部。そこからは端折るような展開になるが、宮部の人となりが次々明らかに。新聞記者・高山が再登場して元海軍中尉の特攻要員との論争。明らかに朝日新聞がモデルの高山の新聞社を厳しく批判。中尉の特攻隊に関する意見にはたしかに一理ある。そしていよいよラスボス的存在・やくざの景浦介山登場。戦争当時、宮部を憎んでいた人物である。浅田次郎『壬生義士伝』での、吉村貫一郎に対する斎藤一だ。

2014/10/18

Miyoshi Hirotaka

「特攻はテロ、特攻隊員は洗脳された狂信的愛国者」と今の尺度で過去を判断するのは愚かしい。ところが、過去の価値観で今を再評価するのは必ずしも愚かではない。死がいつも隣にあった状況では、生き延びるということは愛することと同じ意味。どんな試練も死ぬことを思えば耐えられる。歴史をたどりながら自分たちの位置を突き止め、その背景を確かめてゆくことは、前途に横たわる課題に対し、確からしい選択をするのに必要だ。共感と理解をもって歴史を眺めれば、歴史は生き生きとした姿を見せてくれる。それは、次の世代に伝えるべき物語だ。

2013/12/30

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