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ショート・ピース (アクション・コミックス―大友克洋傑作集)

ショート・ピース (アクション・コミックス―大友克洋傑作集)

ショート・ピース (アクション・コミックス―大友克洋傑作集)

作家
大友克洋
出版社
双葉社
発売日
1986-05-15
ISBN
9784575930337
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ショート・ピース (アクション・コミックス―大友克洋傑作集) / 感想・レビュー

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sin

手元にあるのは奇想天外社の『ショートピース』で、当時作者・初の単行本として手にした一冊だ。初めて出会った大友克洋作品からは、その薄暗い青春物語と漫画らしくない硬派な描写にただならぬものを感じたことを覚えている。いつの時代も一部の青春は自堕落なものだ。その種の若者達が抱く社会という外部環境に近付いて行きつつある不安をこの一連の短篇からは感じ取れるようだ。

2017/04/09

アズル

ダラダラしている学生たちのお話に何だかグッときました。シャレ・冗談もしくは正気なのか、一筋縄ではいかないような、つかみどころのないバカげたところが面白かったです。死体を解体しているときに、「これ、食べたら、証拠が残らないじゃん!」とひらめいたからなのか、料理を考える彼の姿はブラックユーモアのコックさんですね。レイプのお話も、分かりやすい感じが良かったです。

2017/05/09

kanon

当時の大学生、高校生の空気感とかが凄い伝わってくる。自堕落な感じが今よりも凄い。何だかんだ生活出来たんだろうな…今は不況だし…個人的に好きなのは宇宙人の話と、コジキの話、あと戦争の話。ストーリーも絵もどちらも、センスで満ち溢れてる。戦争の話でいうと、戦争の夢をみて”空が青いということを思い出す”っていうのもとても良いし、最後の空に寝そべるような描写も良い。あと純粋に軍人同士の関係性も好き。とにかく好きで溢れている。カニバリズムオチになった話もこりゃすげえ!となったし、今読んでも全然いける作品ばかりだった。

2018/01/10

ヨル

人待ちの間に図書館で読んだ本。いや、昔の男子の生態ってこんなもんだよなぁ。むさくるしい野獣みたい。若いのに恥じらいなくて薄汚なすぎる。これと比べるとBLとか女性漫画の男子の清潔で美しくて優しくて聡明な事よ。男女間の理想像と実態の乖離が激しすぎて理解し合うのは絶望的に無理っぽいなぁ、と内容とは全然関係のないところで感慨深かったです。あと、最終話、バラバラ殺人とかは大概死体の処理に困ってやるらしいけど、鋸とか鉈でぶった切ると大変だし室内汚れるよね。

2023/05/26

チャーリー

CGも何もない時代にこの画力は凄まじいものがある。 高校生の頃、夢中になって読んだマンガだけど、かなりヒネくれた内容で、俺もマセていたんだなぁ、と苦笑してしまう。

2017/06/11

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