2001夜物語 Vol.2: SPACE FANTASIA (アクションコミックス)
2001夜物語 Vol.2: SPACE FANTASIA (アクションコミックス) / 感想・レビュー
absinthe
話そのものより、絵をただ眺めていても楽しい。人類が宇宙に進んでいく姿を、宇宙開発初期、中期、後期と時代ごとに人物もテクノロジーも、それをとりまくもんだいも異なっている。同作者でも最高の作品に違いない。
5〇5
物語は次なるステージへ! 光速を超えた超空間航法が実用化して、人類は太陽系から150光年の宇宙への進出を果たす。未知の生命体との遭遇、驚異の天体現象との直面など、そこには、驚き、確執、愛、悲しみ、さまざまなドラマが生まれる。そして第1巻のエピソードの後日譚も語られ、物語はさらなる深化を続ける!
2019/11/15
wang
ハードSF漫画。時代の進化を追いかけながら描かれる連作短編集。人類が植民するかもしれない惑星をいくつか設定してそこで起こる出来事など非常によく考えられている。宇宙時代になっても地球の揉め事を遠い世界に持ち込んでしまう人間の愚かさも描かれる。が、1巻の色々な出来事が超空間航法が確立された後でリンクしてくるいくつかの話が感動。郷愁とか人への想いというものを持ち合わせている人間のよさも同時に描かれている。
2014/09/22
龍國竣/リュウゴク
ついに魔王星の反物質、そしてマイクロブラックホールを手に入れた人類は、遠く100光年先まで旅をすることになります。二巻で印象深いのは、やはりそれでも戦争を止めない人間の業。惑星自体をひとつの巨大な超生命だと考えるお話は、興味深かった。
2011/09/26
酒樽
この巻で恒星間移動の技術を得た人類は、宇宙の様々場所に探索に出かけていきます。その中で、何十年も前に送り出した人工知能を有した無人探査船に追いついたり、他惑星への移住のために精子と卵子を乗せた船よりも先回りし、惑星をテラフォーミングしたりする話は、この先の技術により、実際にボイジャーを追い越したりすることがあるのかもしれない。その時には何を思うのか?
2014/07/11
感想・レビューをもっと見る