寓話 アレゴリア (アクションコミックス)
寓話 アレゴリア (アクションコミックス) / 感想・レビュー
神城冥†
榎本ナリコ名義作品は初めて読みました。もともと野火ノビタ(BL、同人作品での名義)作品が好きで、気になってはいたのです。やはり、切なさ、寂しさ、はかなさ、人の温もりをよく表せる先生だと思います。「サイレン」「カイとゲルダ」「狼と娘」「Fly me to the Moon」「さようならウェンディ」「にんげんは飛ぶことができない」 「思いで屋」 の7つ。私が特に切ないと思ったのは「Fly〜」と「さようならウェンディ」かな。恋っていいよね。しかし、「狼と娘」の灰谷さんは可哀想だと思うのは私だけかな。
2016/01/10
烟々羅
2003年頃に読んでいたサンデーGXで、骨格のしっかりしたSFに、漫画のアリガチ・お約束をおちょくる小気味の良い連作「世界制服」(誤字に非ず)を描いていたナリコさん。 少女たちのシリアスを詩情たっぷりに描いた、私好みの作品を双葉社から2006年に出していた。 ギャグもシリアスも読めるのは、波長が合うのだろう。眠気覚ましのコーヒーの、お湯を沸かしているときにざっくりと
2012/05/02
メノウ
☆☆☆ 登録忘れ
2016/01/15
てんてん(^^)/
おなじみの童話をモチーフにしているけれど、役割を少しずらして与えることで新しさ、面白さが生まれたと思う。特に赤頭巾はなかなか。世の狼達への意趣返しのようでちょっと面白かった。ただ、こんな風に赤裸々に描かれる悲しみも欲望も良く解るし上手いんだけど、私にはちょっと合わないようだ。疲れた。
2009/11/06
とのすけ
こころの漫画が面白かったので。危うい少女たちが良かったです。
2009/08/23
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