シートン 第4章: 旅するナチュラリスト (アクションコミックス)
シートン 第4章: 旅するナチュラリスト (アクションコミックス) / 感想・レビュー
buchipanda3
谷口ジローさんによるシートン動物記「タラク山の熊王」。山の支配者たるモナークと呼ばれた熊(グリズリー)の成長を追った物語。大人になったモナークはもの凄く大きく、その巨体から振り下ろされる腕のかぎ爪の威力にビビってしまう。ただ読者は彼の子熊時代を知っており、愛くるしい姿を見ているだけにやりたい放題の様子を微妙な面持ちで見てしまう。囚われの身となったモナーク。大好きな蜂蜜に手を付けた時は、安堵と共に切ない気持ちに包まれた。これで良かったのか。彼の遠くの山を見つめる目に問われている気がした。
2019/11/04
たまきら
ハイイログマの大きさには圧倒されます。ヨセミテへの新婚旅行を友人がプレゼントしてくれたとき、そのホテルに「車に絶対食べ物を置かないで!こうなります!」っていう動画が常時流れていました。それは、ロックされた車のドアを簡単にこじ開け、座席を引きちぎってチョコをむさぼるクマたちの姿…。いや~まじ、でかっ!岩手で若いツキノワグマに出会った時もぞっとしたのに、いやはや…。ハチミツの話と、ヤンとの友情が大好きでした。ジルガ可哀そう…。
2015/02/06
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
読みやすい構成と描写力で動物側にかなり感情移入してモナークの最期は物悲しい気持ちになった。シートン動物記はロボしか読んだ記憶ないけどもかなり楽しめたな
2019/02/23
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