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鈴木先生 5 (アクションコミックス)

鈴木先生 5 (アクションコミックス)

鈴木先生 5 (アクションコミックス)

作家
武富健治
出版社
双葉社
発売日
2008-07-11
ISBN
9784575941814
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鈴木先生 5 (アクションコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

鈴木先生を変えた、松野・姉のエピソードが心に突き刺さる。 現代の学校教育は、さしたる“事情”の無い普通の子たちの心の磨耗の上に成り立っている、そんな一文が、やり切れないほど伝わってくるよね、さしたる“事情”の無い普通の子から成長した自分としては。

2012/01/03

タク

丸山康子の件、こんな繊細で大切な問題を取り上げられる観察眼には感服。ゆえに、丸山が周囲に潰されて聖性を帯びていった過程を知っていながら、小川にもある意味でそれ以上を期待しちゃう鈴木ってなんなの感は正直ある

2012/05/21

すがし

5巻まで。気持ち悪い。とてもこれ以上は読めない。過剰だとかではなく「作者は大真面目」という前提自体が疑問。“鋭い分析”が全部他者を切り刻むためのもので自己の内面を見つめる視点がまったくない。「え、メッチャあるだろ?」と思えるかもしれないがそれは全部「他者からの防衛」に限られる。とにかく自己のエゴを隠蔽する陰湿な言い換えがすごく多い。例えば5巻の丸山康子が「普通の子代表」ってみんなマジで言ってんの? これはどう見ても「すごくよくできた子」だろう。

2012/07/01

とんび

なにっ、生き霊を飛ばしたり霊視できたりする事は、良くある事として認識されるレベルなのか世の中は。他の問題よりも、そこが一番危険だな。そのレベルがリアリティとして許容されるなら、小川=魔女っ子説もありえん話ではない。

2012/02/05

ばりぼー

世間でも現場でも、落ちこぼれや問題児がいかに傷ついているかに意識を割くことに傾いているが、今の学校教育は我々が普段思っている以上に、手のかからない子どもの心の摩耗の上に支えられているんだ…鈴木先生の言葉が心にしみます。「普通の子」はその他大勢でくくられてしまうんですよね。毎回本当に考えさせられます。

2013/03/21

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