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センセイの鞄 1 (アクションコミックス)

センセイの鞄 1 (アクションコミックス)

センセイの鞄 1 (アクションコミックス)

作家
川上弘美
谷口ジロー
出版社
双葉社
発売日
2009-09-30
ISBN
9784575942460
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センセイの鞄 1 (アクションコミックス) / 感想・レビュー

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藤枝梅安

学校の図書館内をぶらぶらしていて、見つけた1冊。原作を読んだのは数年前。居酒屋の風景を思い浮かべながら読んだことを覚えている。コミックスになって、居酒屋がどのように描かれているか興味深く拝読。居酒屋の店内が丁寧に描かれており、人物の服装も時代を感じさせる。「センセイ」と月子の微妙な距離感が具体的に画像となって表現されており、味わい深い1冊。ただし、原作とは別のものと考えた方がよいだろう。

2015/07/16

純子

読メには川上弘美さんのファンが多くいらっしゃいますね。どなたかのレビューを見ていてわたしも久しぶりに読みたくなり、図書館予約しようと検索していたら、このマンガを発見。まんが図書館が広島市にはふたつあるけれど、なかなかまわってこなかった。読んでみたら、川上弘美さんのよさを大切にしながら描かれているんじゃないかなぁと思った。きっと読むひとはみんな、しみじみとした気持ちになってしばらく読み返したりしたくなるんだろう。読み終えたらさっと返す!という種類の本ではないから、なかなかまわってこなかったんだと納得。

2019/07/13

てつ

しみじみと暖かい。ほどよい距離間での時間の共有。癒しと学び、そして居心地のよい場所。そんな関係が不思議であり、あこがれる。

2015/02/22

くさてる

川上弘美の原作が好きだった。マンガになるとツキコもセンセイも、人間味があって生々しく感じられてちょっと苦手……と思ったけれど、読み進めるうちに、あ、だから漫画にする意味があるんだと思った。原作の雰囲気のまま、よくある柔らかい描線でふわっといい話のマンガにするのではなく、この谷口ジローの描線で描かれるからこそ、このお話の良さがまた違った角度から現れてくる、そんな印象を受けました。

2021/12/04

ぶんぶん

【再々読】何回、読んでも良いなぁ。 センセイとツキコさんの距離感と年齢からくる違和感。 こんな、酒飲みの付き合いって、良いよなぁ。 川上弘美の原作も読んだけど、谷口ジローの世界だよな。 店の佇まいとか、酒席の感じとか、原作では書き表していない雰囲気が良いよね。 今日は、センセイとツキコさんと一緒に居酒屋に来たつもりで、冷奴で一杯やろう。 雰囲気だけ、酒は以前に止めました。

2019/06/06

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