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獣たちの墓―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

獣たちの墓―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

獣たちの墓―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

作家
ローレンス・ブロック
Lawrence Block
田口俊樹
出版社
二見書房
発売日
2000-12-01
ISBN
9784576007038
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獣たちの墓―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) / 感想・レビュー

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わたなべよしお

 ちょっとAAに行き過ぎなんじゃないの、とも思うが、飲酒というのは米国の病理だなぁ。などはともなく、久しぶりのローレンス・ブロックは結構、面白かった。少し古い本なのでハッカーのところは時代を感じるが、スカダーの生き様もいいねぇ。暇があれば、続きを読んでみたくなった。

2015/08/17

くさてる

映画化ということで再読。いま読み直してみると、ハッカーの部分などは時代を感じるものの、猟奇殺人を行う犯人の人物像やスカダーの目を通して描かれるニューヨークの風俗、被害者家族の心情などは時代に関係なく読み応え有るものだと感じた。派手なアクションはほとんどなく、しかしスリリングに描かれる犯人とのやりとりには、再読でも、手に汗握る思いになりました。やはりブロックは面白いです。

2015/03/29

Endo Takafumi

登場人物が少なくボリュームはありますが読みやすい作品です。実家の父親からはこんな作品ばっかり送られてくるのですが、果たして彼は何を求めてこの手の作品を手に取るのか、今度聞いてみようと思います。レイプ殺人という忌むべき犯罪の対価は相応な非道さで償われる作品なので、終わり方は爽快です。

2016/05/08

Yuichiro Komiya

麻薬ディーラーの妻が白昼誘拐され。。。大切な家族を誘拐されて犯人とやりとりするのが手に汗握る。やたら人間くさい探偵もいい感じ。

2018/04/08

sanosano

「シリーズ物は最初から読む」というのが人として踏み外してはいけないことだと思うのだが、時間が少なくなってきた者には、そうも言ってられない。もう、糞ジジイだがら、なんでも許されると開き直る。スカダーは、八百万の死にざまに続いて2作目。なんか、「マットスガダーの生活と恋と推理」みたいな内容だけど、ひとつひとつの判断が、人間の割り切れなさを突いていて素敵。善と悪だけじゃないんだよ。

2015/06/08

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