KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

皆殺し (二見文庫 ブ 1-17 ザ・ミステリ・コレクション)

皆殺し (二見文庫 ブ 1-17 ザ・ミステリ・コレクション)

皆殺し (二見文庫 ブ 1-17 ザ・ミステリ・コレクション)

作家
ローレンス・ブロック
Lawrence Block
田口俊樹
出版社
二見書房
発売日
2006-03-01
ISBN
9784576060378
amazonで購入する

皆殺し (二見文庫 ブ 1-17 ザ・ミステリ・コレクション) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Tetchy

色々なサプライズと“倒錯三部作”のスリルを凌駕するほどの戦いを孕んだ作品だ。特にシリーズを読み進んできた者にとって途轍もない喪失感に襲われるストーリーである。私もまたその1人で読み終えた後の遣る瀬無さと云ったら…。全てを失い、そしてまた新しい日が始まる。恐らくこのシリーズもまた。哀しい事ばかりが起きた作品だった。それまで人伝えにしか解らなかったミック・バルーという男の凄まじさを知らされた作品だった。シリーズを読みながらも驚きと知らないことがあることを気付かされる。それはまさに人生そのものではないだろうか。

2016/03/14

富士山やま

本棚にあり、前に読んだかな?と思いつつ読みましたが、未読でした。 ジム、エレン、ミック、TJ~脇も魅力的。

2016/04/10

bapaksejahtera

スカダー探偵は性格も良し嫌味もなし。読み手の理解を遥かに超える推理もしない。かと言って強靭な精神や体力も抜群の破壊力を誇示する事の無い男で、そこが気に入って読み続けたのだ。本作も他事を忘れて読んだ。しかしこの作品で老境の著者はヤケになったのか突然恐ろしい在庫一掃を図る、終活の如くである。友人の犯罪者ミックバルーへの復讐戦に巻き込まれ、15年来の断酒会の友人や以前の恋人、多くの知人を失ってしまう。スカダー登場から20年。あと長期間を明けて発表された二三作しか残っていない。どういう終末が望みなのだろうか。

2020/12/02

コーデ21

久々のマットスカダー♪あまりに懐かしくてユルユルと読んでしまい、図書館返却日だというのに、まだ半分(涙)一旦返却して、後日、再貸し出しする予定です。ミックの抗争に巻き込まれて、縁の人々まで犠牲に・・あ~先行きが気になる(++)けど、しばらく我慢我慢ww

2014/12/06

woo

この人の語り口ってのはやはり独特で、急ぐでもなく、騒ぐでもなく、 淡々と進行して行くのはいつも通り^^ 大騒ぎしない、無茶なプロットも使わない、だけど組み立てはしっかり してる。観覧車に乗って様々な生き様を見せられてる様な… ジェットコースターばかり乗ってると刺激に鈍感になりがちだけど、 観覧車のブロック、やはり暫くするとまた読んでしまうなぁ♡

2015/09/20

感想・レビューをもっと見る