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手毬寿司 小料理のどか屋 人情帖4 (二見時代小説文庫)

手毬寿司 小料理のどか屋 人情帖4 (二見時代小説文庫)

手毬寿司 小料理のどか屋 人情帖4 (二見時代小説文庫)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
二見書房
発売日
2011-11-28
ISBN
9784576111582
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手毬寿司 小料理のどか屋 人情帖4 (二見時代小説文庫) / 感想・レビュー

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はにこ

胸を締め付けられるような悲しい別れ。人生は残酷だ。その中でも新しく出会い、結ばれる者がいて、立ち止まることなく進み続ける江戸っ子達に胸を揺すぶられた。泣いたり、ほっこりしたりのジェットコースターを楽しませてもらった。

2019/12/22

まゆちん

のどか屋シリーズ第4巻。江戸の大火事が各所で発生。果たして時吉、おちよ、看板猫のどか、そしてのどか屋の安否は。。。江戸という町は、ずっと華やかだと思っていたけれど、火事等により何度も壊れ、優しさの連鎖で何度も再興してきた町だということが解った。今回は長吉がめちゃくちゃかっこよかった!

2013/10/20

紫鈴

あの双璧爺の片割れが。「のどか屋の二人は、それきり離れ離れになった」の1文にヤキモキさせられた。今も昔も、腐った性根の付け火は許せない。亡くなったひと達、助かった赤ん坊、新しく生まれた命。大事な人を失った悲しみを乗り越える人達の強さ、泣ける仕出し、祝い膳がいい。「ずいぶん手間がかかったじゃねえか、お前も料理人なら、もうちっと手際よくやれ」師の言葉にニヤニヤ。☆5

2021/12/23

nyanlay

江戸は火事が多かったと何となく知ってはいたけれど、この作品でその惨事を見るとは。復興と言う言葉があり、いつの時代も災害があり、そして復興がある。登場人物がみんな前向きで良かったです。

2016/09/21

mikipon

シリーズを順調に読み進み4冊目。火事で店を失うという大きな災難にみまわれるのどか屋。でも、ずっと思いあっていた二人がちゃんと結ばれて良かった。(登場人物の環境に変化がなくて、料理と出来事を絡めるだけでは、だんだん飽きてくるので・・・)時吉がまた、闇仕事のように悪者を成敗していたけど、あまりそういう面が大きくなって欲しくはないなぁ。

2014/08/08

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