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故きを温ね、新しきを知る  <右手にメス、左手に花束9> (二見シャレード文庫)

故きを温ね、新しきを知る  <右手にメス、左手に花束9> (二見シャレード文庫)

故きを温ね、新しきを知る  <右手にメス、左手に花束9> (二見シャレード文庫)

作家
椹野道流
鳴海ゆき
出版社
二見書房
発売日
2012-03-23
ISBN
9784576120324
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故きを温ね、新しきを知る  <右手にメス、左手に花束9> (二見シャレード文庫) / 感想・レビュー

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扉のこちら側

2017年338冊め。再読。ポリクリの悪夢。医学生が勝手にがん告知という、こういう事態になったらどうしたらよいのだろうか。

2017/09/26

Kaoru

今回は『病気の告知』をメインに、大西の結婚、篤臣の結婚指輪紛失話を絡めている。椹野先生は地の文章で読ませるより、長い会話シーンに魅力がある。中島葉子の台詞には泣かされた。最後の江南と篤臣の会話も人生の節目を振り返ることで二人の関係を更に磐石にしている。『告知』に関してのエピソードは教養小説でも読むようで、自己の経験と重なり深く考えさせれれた。コミカルな大西を活躍させ話が深刻になり過ぎないよう配慮されている。学生時代、楢崎が江南に憧れていた話は楢崎のプライドのためにも本人に知られないままでいてほしい

2013/05/26

那義乱丸

実習に来た学生・板倉が引き起こす深刻な問題を軸に、篤臣が指輪をなくしたり大西の恋バナがあったりでこの巻も楽しめた♪告知に関するエピでは涙が溢れた。篤臣と江南と彼らに関わる人たちとの日常に様々な題材を盛り込んで読ませてくれるこのシリーズ、毎巻何かしら心に響くものがあり満足して読了できる。9巻目でもちっとも飽きないwBLを読んでいるというより医療モノの連続ドラマを観ている感覚。私もこのシリーズに関しては二人のHは朝チュンでもいい!Hに至るまでの二人の毎度のやりとりで甘々なのは十分伝わってくるしw

2012/05/11

キキハル

まさに円熟夫夫の姿を見せてもらいました。篤臣と江南の二人は、困難に見舞われても絶対に別れたりしない気がします。そして、あの人に恋人ができ結婚までしてしまうというハッピーなお話もあり。命の淵に立つ病人への告知という重いテーマもあり充実の内容です。告知に関しては難しい問題ですが、私は教えてもらいたいです。でも父親の時には最後まで告知できませんでした。本人は疑っていましたが余命のことなど言えません。矛盾してますよね・・・。大好きなシリーズなので面白く読みましたが、いろいろ考えさせられた一冊です。

2012/04/04

まふぃん

楢崎先生が出てきてテンションが上がった! 後半の告知は話しは色々考えさせられて、涙してしまった。医療ものとして、じゅうぶん読みごたえあった。彼が素晴らしい医者になりますように。

2016/06/30

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