少年宇宙人 ~平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち~
少年宇宙人 ~平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち~ / 感想・レビュー
*
『少年宇宙人』を初めて観たのは新卒の就活中。偶然にも、未来への不安と旅立ち、という当時の自分に重なるテーマだった。シンプルな物語だったのに、気付けばボロボロと泣いていた▼2年前には、脚本・太田愛×監督・原田昌樹の4作品を一挙に観る映画会に参加。そこでも改めて「特撮ヒーローと人間ドラマの融合、そして美しい映像」を両立させるセンスに感銘を受けた(『ウルトラの星』は自分の価値観に大きく影響を与えたし、『ウクバール』は仕事に疲れた大人にこそ見てほしい)。本当に、ありがとうございました。
2019/01/19
cipher
平成ウルトラマン3部作ファンならば必読というべき内容でした。ED曲をバックに話が続く演出めちゃくちゃ好きなんですけどあれは原田監督が元祖だったのですね。リュウケンドーに関する話も満載で同作のファンである私としては驚きと嬉しさでもう808ページなんてわけないぜ! ってな感じです。それでも文字が小さいのもあってか読了まで3ヶ月近くかかってしまいましたが。大勢の尊敬と切なさが募るこの一冊は、原田監督が育てたスタッフ陣が手がけるギンガなどへの橋渡しにもなっている気がして、あぁ夢と希望は確かに今も息づいているなって
2015/05/08
感想・レビューをもっと見る