ほまれの指 小料理のどか屋 人情帖17 (二見時代小説文庫)
ほまれの指 小料理のどか屋 人情帖17 (二見時代小説文庫) / 感想・レビュー
たんぽぽ
前巻で「安定のマンネリ」と書いたような気がしますが、今回もそんな感じ。 毎週見ている人情時代劇がお約束のストーリーでめでたしめでたし…と終わるって感じで嫌じゃありません。 成長していく千ちゃんが可愛い。
2016/07/17
はにこ
大きな事件も無く、ただただほっこり。父親を探していたおしんちゃんは新たな道を、おそめちゃんは家族を得る。のどか屋の娘達は新たな一歩を踏み出し始めた。足の悪い千ちゃんはだんだん良くなって、寺子屋も楽しくしているようでメチャクチャ和む。物事を始めるのに遅すぎることはない、胸に刻もう。
2020/08/12
ううち
第17弾。16巻をすっ飛ばしてしまった…まだ買ってないのに。小料理屋兼宿屋の商いもなかなかうまくいっている模様。夫婦仲も良く、千吉も成長してきてほのぼのとして穏やか。表題にもある『ほまれの指』ってとても素敵だと思う。
2017/05/05
izw
鑿で親方を刺し、殺してしまったと思い込んで失踪した父親を見つけ、親方が無事であることを伝える。親方は許してくれるが、一度血で穢した鑿を持つことは神が許さない、という理屈は職業に誇りを持つ江戸の職人気質かもしれない、と思ってしまう。その解決策として、娘が版木職人に弟子入りし、父親は大火で死んだ息子の後を継いで大工に弟子入りする、という状況はありそうもないと思いながら、なんとなく涙をさそってしまう。
2017/03/21
ざるめ
のどか屋で働く、おしんちゃんとその父親の新たな門出と、多助とおそめちゃんの結婚、それに時吉、おちよ夫婦の一人息子 千吉の成長と今回はほっこりする話(*´-`)千吉が通う寺子屋の先生がおっしゃった「人は死んでも終わりではありません。その思いは、さまざまなかたちで、後に残された者に伝えられていくのです」に感激!今回の話そのものだなぁ(^^)
2016/11/05
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