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事故物件怪談 恐い間取り

事故物件怪談 恐い間取り

事故物件怪談 恐い間取り

作家
松原タニシ
出版社
二見書房
発売日
2018-06-26
ISBN
9784576180977
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事故物件怪談 恐い間取り / 感想・レビュー

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トリオネア

怖いので流し読みしてさっさと図書館に返した。文章はそうでもないが、実際に物件が存在する事、間に載っている写真が怖い。過去に起きた事故の物件といっても、遺族もいたりするだろうから不謹慎にならないようにはしたい。いわくつきの物件に住んでいてもまだ大丈夫なタニシさんは、逆にかなり幸運な体質なのかもしれない。

2019/03/16

徒花

思った以上に恐かった…。普通に怪談本だった…。事故物件住みます芸人として活動している著者が、これまで自分が住んできた事故物件とそこに出没する怪異譚や、知り合いの人から聞き集めたエピソードをまとめた1冊。実際の間取りや地図などを載せている点がちょっと独特だけど、普通に幽霊の話ばかりで、特にだからといって得るところはなかった。怖さは得られる。よくまあこんな物件に住めるなあと感嘆する。

2018/09/26

ゆきねこ

自分が体験した心霊現象。人から聞いた怖い話。心霊の類いは全く信じてはいないが、よくこんなに怖い話を集めたものだと感心しました。霊を信じている人も多いのでしょう。事故物件を探すと都会の孤独が見えてくる。孤独死して、2ヶ月後に発見された遺体などの表記は、これから来るであろう大量孤独死を想起させる。田舎の事故物件はこれから増えるであろう空き家問題が見え隠れしている。不審死があると住み手がいなくなり解体にもお金がかかり、ますます荒廃していく。生きている内に片付けなくてはならない。人生や社会を考えさせた。

2021/10/13

夜間飛行

「住」は「死」と隣り合う。事故物件はその最たるものだ。本書を読むと風評とは言い切れない所もあり、他人事ではないと感じた。著者は《事故物件住みます芸人》。曰く付きの人形と住み、聴き込みや建物の来歴調べもする。異常な出来事や体の変調、殺人犯らしき者の侵入。この生活をよく続けられるものだ。仕事だからと割り切っているのか? タニシさんの場合に限らず、もっと本質的に、人は住むことによって流れ漂う負の記号や念をプラスに変えていくのかも知れない。仏壇や神棚もそのためにあるのだろう。用心は大事だが、恐れ過ぎてもいけない。

2020/07/15

gtn

芸能界に生き残るために、人の死んだ部屋に住む。そのバイタリティは買う。

2020/06/21

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