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アフェア ~人でなしの恋 (二見書房 シャレード文庫)

アフェア ~人でなしの恋 (二見書房 シャレード文庫)

アフェア ~人でなしの恋 (二見書房 シャレード文庫)

作家
丸木文華
笠井あゆみ
出版社
二見書房
発売日
2018-11-26
ISBN
9784576181813
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アフェア ~人でなしの恋 (二見書房 シャレード文庫) / 感想・レビュー

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辺辺

積本崩し。え!?修羅場はどこ?どこなの?って最後まで不穏な空気を孕みつつも肝心の修羅場を回避。う~~む、個人的に泥沼の修羅場が見たかったな。←悪趣味、笑。受と攻の執着逆転が面白くて、丸木さんらしくて良いな。絵師・笠井あゆみさんのイラストも濡れ濡れで良い感じ。

2018/12/30

のこ

近親物やショタ等、禁断の愛は様々あれど、おそらくその現実感から、女性読者に最も共感を得ることが難しいであろう不倫(しかもW不倫)を扱っていても、いやはや流石の丸木先生、すごい吸引力で面白かった。行き着く先は破滅とわかっていても、離れられずに真っ逆さまに奈落の底へ落ちて行く恋人達。そこまでの強い恋情を抱けることこそまさに‘純愛’で、世間一般の幸福と不幸の定義すら根本から覆してしまう。最初と最後で絢斗と友哉の互いへの依存度が逆転して行く、丸木先生お得意の手法に怖気を感じつつ、ラストの不穏な幕引きにも満足です。

2018/12/13

tanya

作家買い。主役2人どちらとも何故結婚したのか分からなかったです。絢斗は女性渡り歩き癖だし、友哉は隠れゲイだし出会ったのが悪かったにしても下地が其々あったワケだしねぇ。不倫の結末は無かったけど泥沼かな。優柔不断な友哉が壊れそう。楽しく読了。

2019/01/06

貝殻

W不倫モノ。はちゃめちゃによかった。丸木さんの作品まだ全然読めてないんですが1、2を争う面白さ。あとがきに不倫ダメ絶対って書いてらっしゃるけど作品はしっかり倫理捨てていて最高でした。ダメ絶対と思ってるからこそ理性と本能の乖離の描写が的確なのかもしれません。続編もありそうなSS…個人的には子どもが大きくなるまでは大人しくして欲しいですが!不倫で読みたい全てがあって楽しかった!

2019/11/26

絵に描いたような幸せを掴んでいる二組・絢人と友哉のW不倫もの。既婚者ながら倫理観の薄い絢人に一目惚れで身重の妻を抱える友哉の流されっぷりが見事。「恋に落ちる」といった友哉が深みに嵌まっていく描写はすごい。クズ男として描かれる絢人も何故か憎めなく、妻から疑いの目を向けられても、破滅の足音を聞いても自ら別れる事が出来ない二人からは人間の弱さや醜さ、悲哀も感じられ、理性ではどうしても抑えられない恋情がむきだしに。彼らの行く末にドキドキしながらも、人間の業の深さと恋の恐ろしさに寒気を覚える。絢人視点→続く

2018/12/02

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