春告げ鳥 柳橋ものがたり7 (二見時代小説文庫 も 1-25)
春告げ鳥 柳橋ものがたり7 (二見時代小説文庫 も 1-25) / 感想・レビュー
真理そら
小出大和守、河竹新七、小笠原長行、沢村田之助、関連して人形師・松本喜三郎等々が登場する5話からなる連作短編集。だけど、このシリーズの主役は綾さんで柳橋の船宿「篠屋」が舞台だと思って読み続けているのでもう少し「篠屋」の綾さんの物語を読みたい気がする。
2021/12/15
ひさか
2021年12月二見時代小説文庫刊。シリーズ7作目。ペリーさんの拳銃、江戸の穴、生人形の脚、残んの花、春告げ鳥、の5話の連作短編。幕末の世相を切取った話にすっかり路線変更した柳橋ものがたり。綾さんも篠屋の人々も世相に流されているだけなのが寂しい。
2022/03/09
goodchoice
幕末の慌ただしさが伝わる一作だった。主人公の綾の出番が少なく残念。
2022/01/17
さ〜くん
第4巻に続いて、最後の老中・小笠原長行が登場。子母澤 寛 の「花と奔流」に描かれる場面を思い起こすようなしっとりとしたタッチで描かれていて素晴らしいです。 ここにきて歴史的な人物を多く描いているのは、”時代”を描いているからなのでしょうね。
2023/08/04
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