スワンの怒り (二見文庫 ジ 3-1 ザ・ミステリ・コレクション)
スワンの怒り (二見文庫 ジ 3-1 ザ・ミステリ・コレクション) / 感想・レビュー
さくちゃん
夫と娘を殺された主人公ネルが整形手術により絶世の美女に生まれ変わって復讐するという物語。麻薬組織に立ち向かうなかで意外な真相があったり謎の男ニコラスとのロマンスもあったりと、ページ数は多めだけど最後まで一気に読めてなかなか楽しかったです。
2017/10/03
おしょも
ヒロインが気が強すぎて感情移入しにくいけど、楽しめました
2017/12/16
あつぼう
アイリス・ジョハンセンの本で初めて読んだのがスワンの怒りでした。もう10年ぐらい前に読んで面白いって記憶してたので再読しました。平凡な主婦が復讐をするために整形をして絶世の美女となるのですが、そこから復讐に至るまでの過程にロマンスやサスペンス、そしてアクションが詰め込まれてるので贅沢ですよ。謎の男性ニコラスの存在もこの作品のスパイスとなってます。なぜ自分の家族が殺されなければいけないのか、驚愕の事実が待ってます。そして彼女の復讐は成功するのか最後まで手に汗握る展開でした。
2009/08/17
みみぽん
これぞジェット・コースター本ですね!銀行家の奥ゆかしき知性的な妻ネルが、家族を殺され復讐の為、謎の男ニコラスと共に、顔を整形、肉体改造、体を張り犯人に立ち向かう。今から約20年前出版ですから、正にシュワちゃん肉体アクション映画全盛期。ネルが敏腕に勇ましいのは「トゥルーライズ」でシュワちゃんの妻役を演じたジェイミー・リー・カーチスか、果てはサラ・コナーの影響大。ミネア・ポリス、フロリダ、そしフランスまで怒涛の大風呂敷。ご都合主義も吹き飛ばす「逆境に打ち勝った人間」が全てを乗り越えるカタルシスも心にしっかり。
2018/02/20
もりのこや
ロマンス本コレクション♯17。この作家さんの描くヒロインはいつも頑固で傲慢なとこがイヤで敬遠しているのですが、この作品はその傾向はあるものの、意外性のある展開やヒロイン達の復讐を見届けたい一心で読み進めてしまう、結果捨てがたい作品です。
2016/08/27
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