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皆殺し

皆殺し

皆殺し

作家
ローレンス・ブロック
Lawrence Block
田口俊樹
出版社
二見書房
発売日
1999-10-01
ISBN
9784576991900
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皆殺し / 感想・レビュー

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タナー

マット・スカダー・シリーズの第14作。少々古くはあるが、実に久々の再読で非常に楽しませてもらった。今作の面白いところは、スカダーの友人で酒場のオーナーであるミック・バルーが主役的な役割を果たしているところ。ミックの二人の手下が殺害されたことから、その悪夢は始まった。そしてその敵の魔の手は、やがてスカダーにも及び、ミックもまた命を狙われることに....。スカダーは自分と親しい者たちのため、自らもすすんでミックに手を貸す。シリーズに馴染みの深い人物が次々と殺害される中、スカダーとミックは敵との戦いに挑む...

2022/09/13

yi120

全体的にはハードボイルドとして秀作と思います。タイトル通りの無軌道な殺略、マットとミックの心情たるや・・まさかの裏切り、ただこの描写は綴り方がバレバレでもう少し描き方があるような気が。それと敵側のボスキャラがセリフもなく焦点が全く当たってないのでイマイチ読み手に感情が伝わらなかった。

2023/03/01

よっちゃん

読書の時間が取れないと言いながらローレンス・ブロック「皆殺し」を結局読み上げてしまいました。最近、「人生とは何か」というテーマを濃密に書き込んである作品に感動する心境にあるせいか、これはその意味でよくできた作品だと思います。 「人生の厄介なところはリセットボタンがないところだ」 このセリフを年賀状で使わせてもらいました。重厚な味わいを差出人本人も私の多くの受取人も感じ取る、それなりの波乱があった半世紀の生きざまだったのではないだろうか。

2003/12/23

macau3

ミックとスカダーが大暴れ

2011/09/23

moe

再読。 このシリーズは、たくさんあるので、どれがどの話かわからなくなることがあるのですが、この話だけは間違えないです。タイトル通り「皆殺し」です。

2018/05/13

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