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あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)

あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)

あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)

作家
やなせたかし
出版社
フレーベル館
発売日
1976-05-01
ISBN
9784577002087
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あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

「あんぱんまん」のことは知っていましたが、この絵本を読むのはこれが初めてでした。想像していた以上に素晴らしい内容です。生きる上で一番大切なことが描かれているような気がします。エゴイズムを捨てて生きること。エゴを捨てて、苦しんでいる人に手を差し伸べるあんぱんまんは、究極のヒーローです。あんぱんまんのようになるのは、本当に難しいです。それでもあんぱんまんのような人物がどこかにいると思えば、子供も大人も安心できるでしょう。そう信じることで、あんぱんまんの生まれる種子が、人の心の中にまかれるでしょう。

2018/07/12

はる

アニメの「アンパンマン」のことは忘れて、真っ新な気持ちで読んでほしいな。本当の正義とは。本当の人助けとは。やなせたかしさんの強いメッセージが感じられます。お馴染みのアンパンマンとは見た目も異なり、背が高く、ぼろぼろのマント。おじさんのようです。この絵本の印象が強かったので、アニメが始まった時の、戸田恵子さんの声は違和感がありました。とても深いものを感じさせる絵本。やなせたかしさんのあとがきも心に響きます。

2023/04/17

神城冥†

突然現れたらとってもシュールだし、ビックリする。でも腹ペコさんにはとてもありがたい。ありがとう、あんぱんまん。

2017/08/01

海猫

クリニックの待合室にあったので幼少の頃以来の再読。本当にいまでもアンパンマンは空を飛び続けてますねー。この頃は他のキャラはジャムおじさんだけだね。まだジャムって名前でもなかったんだ。

2011/06/17

Kawai Hideki

追悼。1976年5月、第一刷発行。最初はアンパンマンではなく、あんぱんまんだった。広い砂漠の真ん中で、ボロボロになってお腹をすかせた旅人のもとへ、あんぱんまんがやってくる。夕陽をバックにしたあんぱんまんは、ボロのマントをまとっているが、とても眩しい。そして、ショボショボの旅人に自らの頭を差し出す。なんと神々しいシーンか。捨身の精神こそが、あんぱんまんに込められたメッセージだったのだなあと、改めてしみじみと感じた。

2013/10/26

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