マジックアウト 1
マジックアウト 1 / 感想・レビュー
☆よいこ
エテルリア国は、「電力」や生活にかかわるエネルギーを「魔力(才)」によって作り出している世界。天候を操り、豊かな生活を送っている国民は、何不自由なく平和に暮らしていた。夢のように平和な国。しかしある日、突然すべての「魔法」が消えてしまった。たとえば、今現在の私たちの生活から一切の「電力」が無くなったら、私たちの社会はどうなるのだろうか?生活は滞り、人々は不安になり、社会情勢は一気に悪化するだろう。マジックアウトしたエテルリア国は混乱し恐慌に陥る。その状況を変えたのは、「無才人」として生まれたアニアだった。
2018/02/09
花宴
シリーズ第1弾。生活のすべてが魔法で動いて、病気も魔力で治せる。平和で豊かな社会。しかし一旦魔法を失ったら…。危機管理能力なさ過ぎる!なす術がないのにアニアの知識や提案を馬鹿にする人々。腹立たしく情けない。それでも根気よく説得を続けるアニア。無才人として蔑まれてきたアニアが奮闘します。今後の成長が楽しみです。主に電力を作る事が中心でしたが、水はどうなの?ガスはないの?とか気になってしまいました^^;
2019/03/24
ママ
とても面白かったですし、いろいろ考えさせられました。このあとどう展開していくのか、2巻がいつ出るのか気になります。
2011/12/19
晏壽
ファンタジーの作品が好きで購入。 才術という魔法のようなものがでてくるのに、凄く現実的だな~と思った。 分厚いけど、スラスラ読めてよかった。
深青
誰しも何かしらの力を持つ国に、何の力も持たない「無才」として生まれたアニア。日々劣等感や孤独感に苛まれながら生きていた。そんなある日…人々から力が消えてしまうという大事件が起こる。人々が混乱と恐怖に陥る中、アニアは立ち上がる!こんな流れなのですが、まずアニアの謙虚で素直な性格と、この先どうなるの?と思いから、ページをめくる手が止まらなかった。なかなか深いテーマです。私達も便利なものが当たり前になっていますよね…。それに、自分の世界で完結するのではなく、広い視野を持つ事も大切だと思いました。
2013/06/16
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