はだかのサイ
はだかのサイ / 感想・レビュー
とよぽん
ミヒャエル・エンデの作。新刊?と思うほど新しい手触りの図書館蔵書。2013年発行。タイトルから、「はだかの王様」のような話かと想像していたが、全く違って、現代社会の大人に読んでほしい物語だった。さすが、ミヒャエル・エンデだと思った。慢心が引き起こす弊害、そして慢心が自らを破滅させる。野生動物の社会を舞台に、慢心の呪縛を描いて見せてくれる。とても深い内容の絵本だった。
2023/05/27
小夜風
【図書館】エンデの絵本。絵本にしては長いけど、ヨッヘン・シュトゥーアマンさんの絵が楽しくて面白かった♪銅像を倒すひとはうんぬんのところはあたまがこんぐらがりました(笑)。私たちの世代だと、レーニン像が倒される映像は強烈に印象に残っていますよね。そんなところを思い出しながら読みました。
2014/10/08
るるみこ
読友さんの紹介で気になり手を取りました。数冊しか読んでいませんが、すっかりエンデに魅了されていましたが絵本は今回が初。とても良かったです♪深すぎてすべてを理解できているかは自信がありませんが…(笑)『モモ』を読んだ際にも思いましたが、エンデの物語は児童文学でありながらとても深いですよね。子どもの頃に読んで、その時は理解できなくとも歳を重ね再び本を手にしたときに少しずつでも自分なりの答えを見つけられたら素敵だなと思います。なので、幼少期にもっとエンデの作品を読んでおけばよかったと後悔がとまりません(笑)
2015/11/04
みずたま
ミヒャエル・エンデの絵本は初読み。イラストが素敵で吹き出しがあったりして面白かった。ストーリーの方は人間社会に置き換えてみると、何とも言えず釈然としないところも。私はドラサイよりも言葉巧みなウシツツキの方が嫌かも。ラストで草原には平和が戻っていたけど、う〜ん、動物たちが幸せならいいのかな(笑)
2015/03/28
HIRO1970
⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。
2015/01/25
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