わたしのもりをぬけたら
わたしのもりをぬけたら / 感想・レビュー
たまきら
こういう日ってあるよね。そして、やらなきゃいけないこと、いろいろあるよね。そんな時のこんな気持ち。オカンは結構わかるんだけど、影になった人から描写を汲み取るのは、二年生にはちょっと難しかったみたい。
2019/08/07
anne@灯れ松明の火
新着棚で。主人公の「わたし」は子どもだけど、大人だっておんなじ。ムシャクシャする日、チクチクする日、あるある。ポカポカする日も、ゆったりした日も、もちろんある。でも、うまく行かない日が続いたら、「わたしの ひみつのもり」に出かけよう。そこで、自分を見つめ直して、また帰ってこよう。サン・ミャオさんの描く「わたし」の表情がとってもいい。彼女の気持ちがすごく伝わってくる。
2019/03/06
遠い日
自分という森を探検。心を喩えて秀逸。自分の気分を持て余す日、うまくネガティヴな部分を抜かないと、いつまでも振り回される。子どもの頃の気分転換って、どうやっていたんだろうと、しばし思いを馳せる。
2018/11/30
遠い日
気分がどうにも思うままにならなくて、その気分にがんじがらめにされる日は、大人になっても、ある。ささくれだって心が痛い、穴が空いたようで定まりどころがない、どうにもこうにも腹が立って仕方ない、反対になんかうきうき嬉しい日があったり、相手に感謝の限りを捧げたい日もある。心の森の探検。自分ひとりの森をしっかり歩く。そうすることで見えてくるもの、気づくこと。この森には誰でもひとりで入り、ひとりで探検すべし。セルフケア、だいじです。
2023/03/24
mintjam_
いやな事が続いて心が押し流されそうになったときに、女の子が出かけたところが秘密の森。いつでも行けて好きな時に戻ってこれる。誰しも心の中にそんな場所ってあるのでは。 http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-2773.html
2019/01/26
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