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ノコギリザメのなみだ

ノコギリザメのなみだ

ノコギリザメのなみだ

作家
長新太
出版社
フレーベル館
発売日
2023-06-23
ISBN
9784577051764
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ノコギリザメのなみだ / 感想・レビュー

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ツキノ

【新装版】1999年5月初版、2023年6月発行。ノコギリザメのオジイサが「まいった まいった」。エビが「なにがまいったの?」「ノコギリが ボロボロなのよ」。うみのおばけがノコギリの代わりにいろんなものをつけてくれるけれど、オジイサンは涙を流す。「なみだは、しずかに ながれていったよ。」この繰り返し。なんか味があるのよねぇなんて思っていたらちゃんと意味があった!海の色あいがすてき。一見雑に見える絵も、じつはちゃんとしている。たとえばエビのたたずまいとか、見返しの線(波)とか。長新太さん、おそるべし。【1】

2024/01/01

anne@灯れ松明の火

新着棚で。長さんの新刊はもう出ないので、復刊らしい。年を取って、ノコギリがボロボロになったノコギリザメのおじいさん。海のオバケが直してくれるというけれど……。奇妙なやり取りで、笑わせる話であるけれど、おじいさんが静かに涙を流す姿には、何だかしんみりしてしまう。どんなに古くなっても、別のものでは代わりにならないんだよなぁ。

2023/07/16

キ♡リン☆か

ノコギリザメもおばけに勝手に角を抜かれてかわいそうでしたね。そっからやりたい放題されて。。。最後無事おさまってよかったです。

2024/05/21

遠い日

沁みますね、沁みますね。ノコギリザメのおじいさんの「なみだは、しずかに ながれていったよ」の繰り返し。おじいさんの悲しみと困惑が、沁みてきます。

2023/09/26

アズサ

独特の空気感。大きなリアクションはなかったけれど、じっと最後まで読んでくれた。サメブーム到来、3歳2か月。

2023/09/22

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