装丁/南伸坊
装丁/南伸坊 / 感想・レビュー
kinkin
イラストレーターであり装丁も手がける著者の過去に手がけてきた数々の装丁とまつわるエッセイで構成された本。装丁というのは本の見栄えに大きく影響すると思う。装丁だけが突出していたり逆に内容とマッチしないようにすることも大事な重要な仕事だ。氏の装丁は、思わずなるほどと思わせるものも多く赤瀬川原平氏との仕事も多かったようだ。そしてこの本を読んで装丁を眺めていたら読みたくなってしまった本がいくつかあった。読みたい本に登録済。図書館本
2018/05/04
はる
図書館本。もよりの図書館の展示のテーマが「本の装丁を楽しもう」そこにあった本でいちばん目立っていたのがこの本。なぜだかずっとイラストレーターだと思っていた作者は装丁家だった!知らずに読んでいた本もたくさんあってびっくり。中華風も時代劇風もそういえば…だった。そしてまたまたたくさんの読みたい本リストが膨れあがってしまったのだった。装丁家の思う壺にはまってしまった。(渾身の晶文社のサイのマークを見なければ!)
2014/06/10
魚京童!
大丈夫、安定して嫌いだから。
2015/10/04
さく
読メで『装丁』と入力し、検索するとずらりとスタイリッシュな本が並ぶ。伸坊さんの手にかかればこれだ。装丁家の「家」の字を取ったら馬丁、園丁みたいに職人っぽくていいじゃない、というわけでこのスタイル。似合う。ご本人装丁本の作品集で写真はカラー、制作過程の裏話がとても面白い。紹介されている本が全部読みたくなってくるのは、伸坊さんの何が面白いのかを伝える力の賜物だろう。装丁が帯も込みだとは知らなかった。帯はいつも捨ててしまうけど、その前にじっくり眺めることにしよう。
2015/06/17
sawa
★★★☆☆ シンボーさんが自らの装丁を語る。出来上がりだけじゃなく、受注した時の気持ちも描かれていて面白い。赤瀬川源平とか嵐山光三郎とか椎名誠とか沢野ひとしとか、自分の好きな作家の装丁をよくされているので、持ってる本がたくさん出てきて楽しかった。シンボーさんの装丁は、どれも少しヌケてて可愛い感じが好き。(図)
2012/06/13
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