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おもたせ暦

おもたせ暦

おもたせ暦

作家
平松洋子
出版社
文化出版局
発売日
2006-12-01
ISBN
9784579304165
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おもたせ暦 / 感想・レビュー

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あつひめ

気張らないけど気配りをしている「おもたせ」がたくさん。「おもたせ」とか「おすそわけ」って改めて教える事じゃなく身近の大人の姿を見て知らず知らずのうちに身につけるマナーみたいなもの。最近はそんなオシャレな言葉を使える奥さんも少なくなっている。お邪魔する相手のことを思い浮かべながら品選びしたり準備したりする・・・そのひと時がなんとも素敵ではありませんか。私も・・・最近人を訪ねる事を億劫に思う年頃になってしまった。春を前に、心を込めて手土産選びをしてみたくなった。

2011/02/03

かもめ

昔手土産に頂いた物など沢山あって懐かしい。写真も古い感じがそのまま。今でもあるのだろうか、というようなレトロ感がいい。

2019/09/21

さくちゃん

おもたせやおすそわけにまつわるエッセイで、美味しそうなものが写真とともに数多く紹介されていて楽しい一冊。平松さんの優しい語り口から、贈る相手の好みや食べる時の状況などいろんなことを考え楽しみながら品物を選ぶ、その心遣いが美しいなと感じました。吉祥寺のオオサワ「ガーナ」と西荻窪のぼぼり「牛乳アイス」食べてみたいな~!

2015/11/28

snow

「おもたせ」なんか良い言葉ですね。手土産を渡した人も貰った人も笑顔になれるようなほんわかした感じ。平松さんが選んだ品々はどれも美味しそうな物ばかりで、エッセイと写真そしてお店の場所と、本全体で道案内してくれているようでした。今春はお花見しながら、神田の笹の葉寿司をつまんでみたいなぁ。

2014/02/10

あるぱか

今回のテーマはおもたせ。平松さんが実際におもたせとして持参した品々をそのエピソード共に紹介しています。フルーツサンドに調味料、キムチなどバラエティーに富んだ品々は読んでいるだけ心踊ります。お土産として持参したものを一緒に食べる楽しみや喜び、はたまた哀しさも表現されていました。もし自分がおもたせするなら何しようかなとわくわくした1冊でした。

2018/06/10

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