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遠近法の精神史: 人間の眼は空間をどうとらえてきたか

遠近法の精神史: 人間の眼は空間をどうとらえてきたか

遠近法の精神史: 人間の眼は空間をどうとらえてきたか

作家
佐藤 忠良
出版社
平凡社
発売日
1992-06-01
ISBN
9784582238044
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遠近法の精神史: 人間の眼は空間をどうとらえてきたか / 感想・レビュー

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なかち

遠近法はブルネッレスキが15世紀はじめに発見、アルベルティが理論化、ルネサンスの基盤。世界を客観視する精神の誕生(デカルト)。視覚の支配が始まる。遠近法以前の絵は「魚の骨的構成」、中心線に交点が集まり、一点に定まらず。遠近法で奥行きを獲得。デューラーは升目状に現実を模写。ルネサンスの画家は遠近法に夢中。絵画は固定された視点で描かれるように。ミケランジェロは無理な姿勢ばっかり描いた、人体比率の破壊。エル・グレコの異様に高い等身。19世紀はパノラマという巨大な風景画が流行。印象派、ピカソによる視覚への反逆。

2011/08/01

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