寺山修司の仮面画報 新装版
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寺山修司の仮面画報 新装版 / 感想・レビュー
3月うさぎᕱ⑅ᕱ゛
名前だけ聞いたことあってパラパラと。とても衝撃的!!この機械はなに?ほんとにそんな舞台があったの?知らなくてごめんなさい。すべてが衝撃だったけど、なんだか興奮するというか私の中の秘めてたものがふつふつと湧き上がるようでした。これから寺山修司さんを知っていこうと思います。少しずつ。
2016/08/11
鮎
宇野さんの絵本からの流れで再読。日本画から彫塑へ専攻変えしたあげく演劇に落ち着いた高校大学の頃、私が惹かれたのはより訴求力の強い表現だった。平面、立体、身体表現。結局どんな方法を選んでも、肝心の主張そのものが自分にはないことを受け入れて離れた。けれど主張と訴求力の権化のような寺山の仕事に触れると、枯れたはずの何かが疼き始める感覚がある。それは苦しくて落ち着かないもので、決して快くはないが手放せないもの、身も蓋もない名前を言えば<青春>なのだろう。短歌、詩、戯曲、評論、横紙破りの表現の鬼、私の青春の神様。
2017/04/07
さなぎ虫
図版が豊富で読み応えあり。ファンは持っていると良い。値段が高くても良いので一枚一枚をもっと大きくしてくれたらとは思う。
2012/12/26
咲
寺山修司という存在に挑発される。例えば、山と田園が広がるのどかな光景を眺めているとき。ふと、寺山修司の写真の構図が頭をよぎる。今、私に、白塗りの下男と大山デブコと男装の麗人とよく喋る嘘つきが与えられたら、ここでどんな写真を撮るだろう。1枚の扉を出現させて、あなたはその前で体育座り。あなたはここで桃色の日傘を持って目に見えない何かをその夢見がちな目に写して。あなたはここで目玉のようなビー玉を唇に咥え、目を見開いて。あなたはここでいろはにほへとを唱えながら寂しさを抱えて…。そんな妄想は、風景を一変させるのだ。
2024/10/15
三毛猫座(みけ
何回読んでも楽しい。多分一生好きな世界。
2017/10/08
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