白土三平自選短編集 忍者マンガの世界
白土三平自選短編集 忍者マンガの世界 / 感想・レビュー
アイシャ
子供の頃『カムイ外伝』の『狂馬』を読んで白土三平さんを知り、忍者漫画に夢中になった。だからカムイは初恋の人。今でこそ2次元キャラクターに恋する人は大勢いるけれど、当時なかなか理解されないことだった。本書は白土さんの初期の頃の作品が多く、読んだことのないものが多かった。『カムイ伝』も友人から借りて全巻読んだけれど私は少年向け忍者漫画の方が好き。白土さんのメッセージは自己解放なんだそうだ。人間以下の扱いを受けて掟の中で生きる下忍たちを描くことによって、自由への羽ばたきを描いていたんだな。
2020/06/03
きまたよ
初期の忍者漫画といえば『伊賀の影丸』の故横山光輝氏と、『サスケ』『カムイ外伝』の白土三平氏が挙げられる。本書は白土三平氏の米寿記念で観光された自薦短編集。久々に独特な世界に浸ることができた。かっこいいだけの忍者ではなく、忍者に代表される当時の庶民の悲惨さを描いている。ちょっと高かった本だけど良かった。
2020/05/15
愁
サスケのスケッチ帳へのペン画!これだけでも十分な満足感を味わったのは自分だけでは無いはず!
2021/10/29
紅茶派
図書館で借りました。3200円+税 よい作品が、たくさんありました。 35ページにて、娘がむいているミカンを見て、「それはフン!」というのが全くの意味不明でした。どういう意味なんだろうか???
2021/08/29
uki
主役が変わっていってしまう感じ、子供のころは読み切れなかった。 この突き放した感じが好きだ。
2020/07/25
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