広告図像の伝説: フクスケもカルピスも名作
広告図像の伝説: フクスケもカルピスも名作 / 感想・レビュー
猫
ポスターや会社の商標・ロゴなどの役割や誕生秘話、変遷をたどった本。森永や麒麟やカルピス、仁丹…といった有名どころが中心になっている。図像に込められた戦略などの深読みを楽しむ本、という感じ。福助の話が一番面白かったかな。
2015/11/14
かりかり
☆☆☆
2017/03/08
AU
主要産業のソフト化に従って商標も抽象化していくという話が面白かった。本書初版1989年から28年。スマホ全盛の現代ではアプリのアイコンも商標に代わる図像だと思った。SNSでは人との繋がりやそこでのコミュニケーションがサービスとして成立している。企業が扱う商品の曖昧化がこの域にまで達し、図像においてはその“色”が一つの記号になっているように思う。現代人はきっと色で企業を識別できる。FBの青、Twitterの青…etc。更に図像の作り手も今やデザイン担当のエンジニアに変遷してるのではないか…などと色々考えた。
2017/06/13
丁字路
普段何気なく眺めている商標やロゴの意味を知りたくなる作品だった。語り口が軽くユーモアたっぷりなのでどんどん読み進められ、図象についての知識も程よくつくのでデザインについての入門書としてオススメしたい。
2017/02/20
ルートビッチ先輩
広告に用いられる図像がどのようにしてその形になったのか、という歴史的な変遷を発案者、戦略、客といった色々の視点から語る。取り上げられるのは三越、エンゼル、ペコいゃん、仁丹、カルピス、カゴメ、グリコ、福助、大黒様、キリンなどなど。
2014/11/17
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