歳時記のコスモロジー—時の声を聴く
歳時記のコスモロジー—時の声を聴く / 感想・レビュー
非日常口
姉妹本「日本神話のコスモロジー」と同様に対話形式で読み進められるのはありがたい。が、北沢先生の相手役のお姉さんがひとつ前の時と比べ格段にレベルが上がっていた。それに読者も付いていくとなると、かなりのレベルが要求されるように感じます(僕はしんどかったw)。内容は歳時記ということもあって花札のコスモロジーから話が始まり、そこから神話世界のシンボリズムが次々とそのイメージを膨らんでいき、全部消化で来たらきっと楽しいんだろうなと思います。何度も読み直してそこに行きたい。
2012/10/06
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