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倫理21

倫理21

倫理21

作家
柄谷行人
出版社
平凡社
発売日
2000-02-01
ISBN
9784582702248
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倫理21 / 感想・レビュー

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shouyi.

倫理、道徳、責任について語る講演集をまとめたもの。 講演をまとめた本なので、柄谷さんの評論書よりもわかりやすいかも。

2020/10/31

wattann

「世間」とは実体のないおそろしいものである。日本人が「世間」を気にせず堂々と生きることはきわめて難しい。

2012/01/03

やす

「からたにこうじん」って呼び方はずいぶん前 日本の最高学府の経済学部を出たお客さんに 経済学の今の流行ってどんなのですかって聞いたとき 「”からたにこうじん”とか”XXXX”とかしりません?」 って言われ、その響きが印象的だったのでいつまでも覚えていたのだけれど 10年ぶりぐらいに、何気に図書館で借りて読んでみた。 なんとマル経じゃないですか。 日本の最高学府でマル経をやってるとは思わなんだ。 さて、本書ですが、初心者にもわかりやすく、 道徳ないし倫理といったものの構造が解説されてます。 倫理に照ら

2009/10/29

amanon

興味深くまた示唆に富んだ箇所も少なくなかったが、いかんせんちゃんとカントを読んでこなかったため、著者のカント理解がどれ程の妥当性と積極性を持つのか、いささか判断に苦しむ。ただ、責任と原因とを分けて考えなければいけないという著者の言葉には、かなり考えさせられるものがあった。

2008/10/16

まあい

講演調の文章で読みやすい。カント読もう。(引用)「自由は、『自由であれ』という命令(義務)においてのみ存在する。それは、いいかえれば、決定論的な因果性を括弧にいれよ、という命令です(p72)」

2016/05/27

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