敗者学のすすめ
敗者学のすすめ / 感想・レビュー
zatugei
歴史は勝者によって記された、勝者の記録。敗者の視点からみれば歴史の理解は大きく変わる。山口昌男の晩年の興味はこの敗者に向いていたようだ。いわゆる明治の奇人といわれた人物の多くは賊軍の末裔というところから、人脈をさぐる。それだけでも結構おもしろい。ただやっぱり、『敗者の精神史』『挫折の昭和史』も読まないとだめだろうな。
2018/06/16
素牛(Sogyu)
博学、博識。いろいろ面白いネタはあり、石原莞爾と宮沢賢治の共通項なんかは面白かったけど、いろんな話題を一つに集めているので、雑多な感じは否めない。小ネタが好きな人には良いと思います。
2015/11/15
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