危機の時代の神学: フロマートカ著作選
危機の時代の神学: フロマートカ著作選 / 感想・レビュー
れいまん
600ページに及ぶ、神学書で、日本では知られていない、フロマートカというチェコの神学者で、日本では、佐藤優氏が第一の研究者で監訳している。かなり難解で、自分の部屋が一番静かなときに少しずつ読み進めた。最初の「カトリシズムとキリスト教の戦い」で、最終的結論として、カトリックの持つ普遍主義、神秘主義が人の内面にもたらす影響は過小評価出来ないとある。中世の宗教改革により、30年戦争までした、カトリックとプロテスタントであるが、プロテスタント神学者として、なんとか折り合いをつけたい強い心を感じました。
2023/04/13
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